世界遺産登録が行われてから急激に登山者の数が増加したと言われている富士山ですが、初めての富士登山を行う時には入念な計画を立てるだけでなく、経験を持つ人と一緒に行うことが大切です。その理由の中には富士山は地上とは全く異なる環境で、そこには高山病と呼ぶ疾患のリスクがあるためです。高山病は気圧の変化により生じるもので、酸素濃度が低い場所ですから激しい動きは発症するリスクを高めてしまいます。しかし、ゆっくりと1歩ずつ登ることで高度順化が行われる、リスクを下げることができるのも経験者との富士登山のメリットです。
富士登山を行う時どのようなルートを使うのか、これも重要なポイントです。富士登山のルートは大きく分けると4つあります。最も人気が高いのは山梨県の富士スバルライン五合目から入山する吉田ルートと呼ぶもので、人気の秘密の中には途中に複数の山小屋があることが挙げられます。どちらかと言うと、吉田ルートは初心者向けのコースなどからも混雑は避けられません。
最もコースが長くなるのは御殿場の新五合目から入山するもので、こちらは標高1、450m地点からのスタートです。距離は長くなるので初心者には不向きではあるのですが、ゆっくりと時間を掛けて富士登山をしたい、静かな山歩きをしたい人などからの人気を集めています。他にも、富士山スカイラインの富士宮口五合目から入山するコースや富士あざみラインの須走口五合目から入山するコースなどもあるので、それぞれを比較すると良いでしょう。和歌山の税理士和歌山の税理士のことならこちら